10.5横浜講演集会に180人参加!屋良朝博さんが講演

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10月5日(土)夕刻、横浜駅西口神奈川県民センターホールにて、「止めよう!辺野古埋め立て 10.5横浜講演集会」が開かれた。主催は「島ぐるみ会議と神奈川を結ぶ会」。約180人が詰めかけ、会場を埋めた。


宮城善光さんのミニ・コンサート
「歌が心に響いた」「涙があふれました」と大好評


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高梨晃嘉結ぶ会代表世話人による主催者挨拶の後、沖縄のミュージシャン、なーぐしくよしみつさんが、沖縄民謡の「屋嘉節(やかぶし)」と「イマジン」、3年前の元米兵による殺害事件の犠牲者に捧げる「綾蝶(あやはべる)」の3曲を熱唱した。三線とギター演奏に乗せて、沖縄の人々の思い、苦しみと悲しみと怒りをウチナーグチで歌い上げたミニ・コンサートは、「沖縄の人々の置かれている苦しみが伝わり涙が出ました」(55歳男性)「歌が心に響きました」(77歳男性)「平和への魂の叫びでした。涙があふれました」(70歳代女性)「歌に込められた強い思いが伝わってきました」(63歳男性)等々の感想が寄せられ、共感を持って受け止められた。よしみつさんが持参したCDは完売となった。


玉城知事からビデオメッセージ!音声が聞き取れず残念!


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続いて玉城デニー知事からのビデオメッセージ。知事が公務で集会に出席出来なくなり、知事公室が30分の動画DVDを作成して、県作成の三種類の冊子と合わせて送り届けてくれた。映像は冒頭で知事から「神奈川のみなさん、お会いすることができずに本当に残念」と挨拶があり、8月に名古屋で行われた知事講演の模様が映し出された。ただ残念ながら名古屋会場での収録状態が悪く、また県民センターホールの音響設備の問題もあって知事の話がほとんど聞き取れなかった。(不快な思いをされた参加者のみなさんには、結ぶ会事務局としてお詫びします。DVDが届いたのが直前だったこともあり、事前の再編集や字幕対応などが出来ませんでした。)それでも「玉城知事の熱意と明るさが伝わってきました。どんなに苦しい状況をもはね返して粘り強く戦っていくには、明るさが大切なのだと感じました。」(55歳男性)「聞きづらかったが伝わるものが伝わったので良かった」(22歳男性)「和やかな雰囲気で、各地へよいPRだと思った。」(不明)「全国キャラバンの様子が分かってよかったです」(31歳女性)「翁長さんとまた違ったキャラクターで明るい人で、人の気持ちをつかめる人と思いとても心強く感じました。」(72歳女性)等々の感想も寄せられた。県から届けられた3種類の冊子『沖縄から伝えたい。米軍基地の話。Q&A Book』『他国地位協定調査について 現状と課題』『他国地位協定調査報告書(欧州編)』が参加者全員に配布された。


屋良朝博さん講演「安全保障と沖縄」わかりやすさが大好評!


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ビデオ上映の後、メインスピーカーの屋良朝博衆議院議員(沖縄3区)が登壇。「安全保障と沖縄」のテーマで、パワーポイントを駆使して、在沖米軍の大部分を占める海兵隊の役割、沖縄にいる必要性がないこと、従って海兵隊基地となる辺野古の巨大な新基地も不要であること等々を、随所にユーモアを交えて、わかりやすく解説。日本政府・防衛省の説明の不合理性、出鱈目さを徹底的に暴露した。「わかりやすく沖縄の現状を話し、力強いアピールだった」(75歳男性)「わかりやすくとてもおもしろかった。もっと広めてほしい。国会でもがんばってください」(58歳女性)など、今後の国会での活躍に期待する声が多くの参加者から寄せられた。屋良さんは「政権を変えて、辺野古を止める、予算を止める、工事を止めるしかない。それしかないです」と呼び掛けて50分の講演を結んだ。


沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックから力強い連帯アピール


続いて沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの青木初子さんから連帯アピール。青木さんは、沖縄の民意を無視して辺野古の埋め立て工事を強行する安倍政権に「腐りきっている!」と弾劾し、「1609年の薩摩の侵攻以来、沖縄の自己決定権が尊重されたことはない」と断じた。そして京都大学に対する琉球人遺骨返還請求訴訟への支援を呼びかけ、「戦前の植民地主義が継続し、侵略戦争の責任を取ることもなく、天皇制が続いている。ますます天皇制が強化され、差別も強まっている。日本は国連の中でも人権後進国です。民主主義は本当に機能していますか」と問いかけ、「辺野古の基地建設を阻止し、沖縄の自立を自ら勝ち取っていく。みなさんと共に、日本の民主主義も勝ち取っていきたい。がんばりましょう」と結んだ。

最後に仲宗根保結ぶ会代表世話人による閉会挨拶。当日は辺野古派遣基金カンパ38,288円が集まった。集会終了後、会場を移して屋良さん、宮城さんを囲み、20数名で交流を深めた。


当日の発言の概要を以下に紹介する。(文責は結ぶ会事務局)


宮城善光(なーぐしくよしみつ)さんの
ミニ・コンサート

・・沖縄生まれ。1985年に広島育ちのナヴィと「寿KOTOBUKI」を結成、琉球弧の島々で歌い継がれる島唄とオリジナルソングを歌いライブ活動。ソロとしてもアルバムを発表。集会参加者に資料として配布した「日本語訳」はよしみつさんから提供していただいた。

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最初は「屋嘉節」です。沖縄戦後、金武村(現在の金武町)の屋嘉の収容所でできた歌です。この歌には先輩たちの辛い思い、戦争は二度と嫌だという苦しい思い、悲しいが詰まっています。昨日ライブコンサートを行った居酒屋のママのお父さんが石川の収容所にいたそうで、「父は『この歌は聞きたくない、悲しくなる』と言っていた」と話していました。そういう沖縄の先輩たちの思いを胸に刻んでいけたらなと思い歌っています。


『屋嘉節』(日本語訳)

悲しき沖縄 戦場となり 琉球人民 共に涙を流す‥共に涙を流すだけ

なぜ焼け焦げてる 屋嘉村の枯木よ いつか花が咲く時が来るさ‥時がまた来るさ

辺野古 高江では戦争は続いてる 抵抗せよ琉球!心合わし‥オール沖縄で


今年は6月から7月にかけて、台湾の縦断ライブツアーをしていました。台湾の若者たちが、香港の動向に注目し、「今日の香港は明日の台湾」という感じで熱く政治を語っていました。ほんとにすごいと思うのは、自由は自分たちでつかみ取るしかないということを台湾の若者たちは真剣に考えている。7月に日本に帰ってきて、参議院選挙の投票率の低さを見てびっくりして、日本の若者は自由は誰かから与えられると思っているのかな、と思いました。もう自由を奪われていると思うのですが、すごく悲しい気持ちになりました。では『イマジン』を歌います。


『イマジン』(日本語対訳)

軍事基地どこにもない沖縄 ただ心安らかに暮らしたいだけ‥

オスプレイどこにも飛んでない沖縄 ただ静かに暮らしたいだけ‥

みんなが そう思えば いつの日か そうなるさ


琉球の主権を取り戻し生きれば 日本政府の圧殺などない

琉球が自分達で進めば 日本アメリカの差別政策などなくなるさ

みんなが そう想像すれば いつの日か そうなるさ


僕は夢想家で 今は夢かもしれない だけど共に強く思えば 必ず本当に実現するよ

僕は夢想家さ 今は夢でも構わない 我ら琉球 心合わせ 必ず本当に実現させるさ

繋がっていこうよ! 共に進もうよ! 我らオール沖縄で 光をつかむんだ!

power to the People!all okinawa!


最後に『綾蝶(あやはべる)』を歌います。沖縄では蝶は、死者の生まれ変わりと言われます。2016年に二十歳の女性がうるま市で殺されましたが、沖縄に米軍がいることで傷ついた蝶たちに捧げる歌を歌います。


『綾蝶(2016.4.28あなたを忘れない)』(日本語対訳)

月の光 受けて 影が遊ぶ その中に  探し‥探し求めても あの娘は もういない

美しき蝶となり また逢いにきておくれ 為すべき事 もう誰も揺るぐことはない

この島に光 差す日まで 綾蝶 清ら蝶 たおやかに舞い飛べ‥


ここに生まれた事は不幸でも間違ってもいない‥ 愛する人 愛される人達が生きてる

かけがえのない我等の島だもの 美しき蝶となり また逢いに来ておくれ

為すべき事 もう誰も揺るぐことはない 光を光を求め続けろ!この島に光差す

その日まで美しき蝶達よ見守りください 傷ついた蝶達を忘れはしない‥

綾蝶 清ら蝶 しなやかに舞い飛べ

綾蝶 清ら蝶 うつくしく舞い飛べ


玉城デニー沖縄県知事のビデオメッセージ


みなさんこんばんは。沖縄県知事の玉城デニーです。神奈川のみなさん、この度はみなさんにお会いすることができずに、本当に残念に思っています。そこできょうは、8月に実施しました名古屋でのトークキャラバンで私が名古屋のみなさんにお話しした内容を、映像で、ダイジェストでお伝えしようと思います。今後も、普天間や辺野古の問題、日米地位協定の問題について、みなさんも自分事として一緒に考えていただければ幸いです。では映像をご覧ください。イッペイニーヘイデービル。

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名古屋のみなさん、ニーヘイデービル、玉城デニーです。にぎやかなところが好きなもので、これだけ人が多いとニコニコしちゃいます。(会場笑)本当にありがとうございます。

きょうは安全保障と沖縄の問題についてお話したいと思います。安全保障は国民のみなさんお一人お一人の問題として考えていかなければ根本的な問題は解決しないということを、ぜひ一緒に考えるきっかけにしていただければと思います。


フジロックフェスティバルで沖縄を語る


先日、7月28日、なんとフジロックフェスティバルにも出させていただきまして、そこでも、1500人座れる会場で、沖縄をテーマにしたんですね。私と元山仁士郎さんとオレンジレンジという沖縄のロックバンドのベーシストの方と、「沖縄について語ろう」ということで、今話題の津田大介さんが司会をしてくれました。非常にいいトークライブで、会場も最初はちょっと空席もあったのですが、立錐の余地もないくらいに埋まって、詰めて座って、もうこれ以上入りませんという満杯状態でした。満員の会場で、誰一人ヤジを飛ばすことなく、話に耳を傾けていただきました。やはり聞きたいテーマだなという意識が、フジロックに参加されたみなさんにもあったんだろうと思います。音楽が好きで、それをみんなで分かち合いたい、だからどんな考えであってもいい、みんなで受け止めようという、そういう思いのトークライブでした。沖縄のことを考えたこともあるけれども、このトークライブで語られることがどれくらい自分と距離があるだろうか。あるいはもし米兵による事件や事故が身の回りで起こったときに、我々はどうなるのだろう。そういう時に、対話、話し合い、議論するプロセスの中で、一緒に考えていければと思います。


父は海兵隊員。育ての親から教わった「多様性」


私の父は1958年当時沖縄に駐留していた海兵隊員でした。その時に恋をしたのが私の母です。二人は恋に落ちました。(笑)そして結婚の約束をし、小さな命が産まれました。その子が生まれる前に、父親の海兵隊員は、アメリカに帰りました。母親はその子に「デニー」と名付けて、子どもが1歳、2歳になったらアメリカに行こうと思っていました。けれども、結局、「沖縄でこの子を育てよう」と決心をして、以来私は、沖縄生まれ、沖縄育ちです。そのころ深い恋に落ちていた母は、思い出すのが切ないからということなのか、写真も手紙も全部焼いてしまいました。私は父親の顔もわかりません。名前は何とか聞き出せたのですが、いくら父親のことを聞いても「もう、昔のことは忘れたサー」と話してもらえませんでした。それでも2歳から10歳ころまで、まだ米軍占領下でしたから、生活するために子どもから離れて母は仕事をしなくてはいけない。それで、母の友人の知花さんというお宅に預けて育てられました。そこで、2歳から10歳まで、その母の友人のお母さん、ご家族から色々なことを教えてもらいました。私には生みの親と育ての親がいます。10歳になってからは、また母親と生活を始めました。母子家庭の中で育った人間です。しかし私は自分の生い立ちを全く否定していません。幼いころは確かにいじめられて泣いて帰ったこともありましたが、私の育ての親のお母さんは、「人はみんな見かけは違うよ。みんな違っていいんだよ。なぜなら流れている血の色はみんな同じさ。だから大丈夫だよ」そう優しく育てられました。私の好きなダイバーシティ(多様性)というものをこの時に教わったのではないかと思います。


翁長前知事のこと、知事になった思い


さて昨年の8月に翁長知事が亡くなりました。私はそれまで衆議院議員でしたが、翁長知事が亡くなる直前に、県知事選の話になり、私と金秀の呉屋会長の名前が翁長知事の口から出たことを知らされました。その結果、急転直下、知事候補に推挙されることになりました。9月30日の県知事選挙、結果は39万6000票余りをいただいて、第8代公選沖縄県知事に当選させていただきました。公選というのは公の選挙で選ばれた知事ということです。復帰前は官選知事、任命されて役に就く形でした。官選を公選にするために、大変な闘いがあったことも色々な方から聞かされました。(註:復帰前の1968年の行政主席が初めての公選。本土ではその20年前、1947年の地方自治法改正で知事公選となっていた)

今年の8月8日の一周忌に、翁長前知事の遺影に手を合わせて、「これからも様々な困難に向き合いますが、どうぞ見守ってください」と念じました。奥様からは、「多くの県民が見守っているので、頑張ってくださいね」と温かい声をかけていただきました。県知事になってからも、道で会う人たちが、「デニー知事!」、そう玉城知事じゃなくて「デニー知事!」なんですね。(笑)僕のことかな、と後ろを振り返ってもだれもいない。「頑張ってよ」、だいたい女性のみなさんは全身で表現して(笑)「頑張ってよ」と声をかけてくれる。男性のみなさんは、「おっ、デニー」とほとんど言葉も出さずに手を差し出し、笑顔で立ち去って行かれる。(笑)本当にたくさんの方々が笑顔で励ましてくれる。最初は私も翁長雄志という偉大な知事の後継者で、どうしたらいいのか、悶々とした時期もありました。でも、みなさんの励ましの中で、「あっ、自分らしくしていいんだな。復帰から50年を迎えて、新時代沖縄をみんなで創っていく、そんな知事になれればいいな」と考えるようになりました。


辺野古の問題は民主主義と地方自治にかかわる問題


ここまで話して、もうあと半分しか時間がありません。(笑)私の個人的な話だけで終わってしまいそうですので、辺野古の話をさせてください。こまかい経緯は省略します。1995年に発生した少女暴行事件をきっかけにして、1996年SACOが設置され、撤去可能な海上施設を前提として、普天間飛行場の全面返還が合意されました。その後さまざまな経過を経て、2006年日米両政府は辺野古沿岸部を埋め立てる「V字案」で合意し、県外・国外移設を公約に掲げていたはずの仲井眞元知事が2013年12月に埋め立てを承認しました。

しかし、辺野古に基地は造らせないという県民の思いをしっかりと受け止めて公約にした翁長雄志知事が2016年11月に誕生し、2017年10月に、仲井真前知事の埋め立て承認に瑕疵があるとして、承認を取り消す決定をしました。裁判で争われ、和解に向けた協議もありましたが、結局、「辺野古が唯一の選択肢」「辺野古が唯一の解決策」ということなり、防衛省から明確な説明もないまま、工事が進められています。

この埋め立て工事が、いったい費用がいくらかかるのか。いつまでに完成するのか。明確な説明もない。本当に税金がいくら投下されるのかわからない状況です。沖縄県が現在の工事の状況と防衛局の資料から計算しましたところ、2兆5500億円、期間にして13年かかるだろう。そういう予測を立てました。しかし政府は、「いやそんなにはかからない」というだけで、明確な金額も期限も示したことはまだありません。

県では、仲井真元知事の承認後の経過の中で、埋立ての要件を満たさなくなったという判断から、昨年8月に埋立て承認を「撤回」しました。前の「取消」を巡る裁判は、仲井真前知事の埋立て承認に瑕疵はなかったという結論になった。今度は、軟弱地盤とか、公有水面埋立法に反する工事を国が進めていることが明らかになったので、新たな判断として埋立て承認を撤回した。ところが沖縄防衛局は、本来国民の権利利益を守るための行政不服審査法という法律の趣旨を捻じ曲げて、国交省に審査請求をした。防衛大臣と国交相は内閣の一致した方針に従って政策を進める政府の機関です。その国交相が審査をするということは、野球の試合で、審判と選手を兼ねるようなもの。そんなことがまかり通るはずはないのですが、国交相は沖縄防衛局の言い分をそのまま認めて、県の「取消」決定を取り消す裁決をし、埋立て承認を復活させました。国が私人に成り代わるようなことがまかり通るなら、地方自治体の処分は国の判断で何時でも覆されることになる。もはや民主主義も地方自治もこの国には存在しない。そう言わざるを得ません。地方自治は、お上の言うとおりに何でもやれということになってしまう。もしこのようなことが続いて、辺野古の工事が進むならば、これは沖縄だけの問題にはならない。沖縄でできたことはどこでもできることになってしまう。そのことについて、ぜひみなさんの地域、お知り合いの地域で、国が専横的に行ってしまうとどうなるのか。そのことをぜひみなさんにも考えていただきたいと思います。

国は県と約束していた事前協議もしないまま、工事を強行しています。もうあきらめた方がいいのではないか、そんなことをいう人もいますが、我々が埋め立て土砂の量で換算すると、まだ2.8%しか進捗していない。軟弱地盤がある大浦湾側は、全体の7割を占める。本来はこの大浦湾側を埋め立ててから浅瀬に着手することになっていたのですが、「できるところからやる」ということで逆になっている。そういう経緯も沖縄防衛局から一切説明がない。この軟弱地盤は、「マヨネーズ状」と言われ、モノを置くと沈んでいく。これを「N値0」で表す。これが深いところで90mまで続く。ところが地盤改良に使う船は、70mまでしか改良工事できない。「70mで大丈夫」と防衛省は言いますが、その根拠は何も示さない。狭い海域に90隻の船で、77,000本の砂杭を打つという。その砂の量は、ナゴヤドーム170万㎥の3.8個分になる。どれだけの砂が軟弱地盤に打ち込まれるのか。とてつもない環境破壊につながるのではないか。それすらも防衛省は「大丈夫だ」とする。本来ならそういう状況について、県と国で協議すべきですが、そうならない。

そもそも我々は埋立て承認を撤回している、その基本的立場は、もうこれ以上、沖縄に新たな米軍基地はいらない。翁長前知事が示したように、沖縄は米軍基地の負担から逃れたい、平和も経済も両立する沖縄県を作ろうという方向でしっかり歩んでいこうと思います。(拍手)


日米地位協定の問題は沖縄だけの問題ではない!

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日米地位協定の問題にも触れたいと思います。お手元に配布している県作成の冊子をご覧ください。沖縄県が独自にヨーロッパの諸国、米軍基地を置いているドイツ、イタリア、ベルギー、イギリスの4か国を調査しました。冊子『他国地位協定調査 現状と課題』の31頁を開いてください。日本では日米地位協定で自国の主権が大幅に制限されていますが、ヨーロッパの各国は、それぞれ国の主権を行使していることが分かります。「国内法」の項目が分かりやすい。「不適用」になっているのは日本だけです。米国の立場は、個別の協定がない限り、駐留軍が受け入れ国の法律に従うのが原則とされています。私たちは国際法を研究している有識者にも意見を伺いました。みなさん、個別の協定がない限り、駐留軍には受け入れ国の国内法が適用されることが原則であるという見解です。日本も、米軍に対して日本の国内法を守れと言える。

本格的な改定が一度もされていない日米地位協定の問題点を明らかにして、国民の生命財産を守る立場から、日本政府から米国政府に申し入れることは十分可能です。残念ながら、「運用の改善」で済ませて、抜本的な改定に踏み込まないのが、わが国のこれまでの歴史です。昨年、全国知事会でも、47都道府県すべての首長の合意の下で、日米地位協定の見直しを政府に申し入れています。

みなさんは、日常的に米軍機が飛ばないような環境に暮らしているのかもしれません。しかし、もしみなさんの近くで米軍人による事件や事故が起これば、直ちに日米地位協定がみなさんの行動を制限します。立ち入り調査もできずに、現場を米軍に抑えられてしまう。かつて沖国大に米軍機が墜落した時も、名護市安部の海岸にオスプレイが落ちたときも、高江でヘリが爆発炎上した時も、その残骸どころか、もれた放射性物質がしみ込んだ土壌もごっそりと持ち去ってしまった。そういうことを米軍が堂々と、平気でできる状況が、野放しにされている。東京では、1都9県に及ぶ上空の管制権が米軍に握られています。この「横田ラプコン」を民間機は避けて飛行している。

地位協定の問題は沖縄だけの問題ではありません。日本国民一人一人が、この国の将来を考えるならば、みなさんが自分事として考えていただきたい。そういうことを考えて、この地位協定の資料も作成しました。

沖縄は対話による解決を求める

沖縄に色々な問題があります。米軍基地はもともと何もなかったところにできたのではないですか。米軍基地がなくなったら、沖縄の経済はもたないのではないですか。こういうもっともらしい質問に答えているのが、この冊子『沖縄から伝えたい。米軍基地の話。Q&A BOOK』です。数字も上げて、基地のない沖縄にすれば、経済的にも、何十倍にもなって戻ってくるということを示しています。

このような「ファクト」をみなさんにお伝えしながら、対話による解決を求めていく。そして私は、だれ一人取り残すことのない、沖縄らしい優しい社会を築いていきたい。そのことを政策に掲げて、沖縄から笑顔の県民の暮らし、県民の将来を実践、実現していけるように取り組んでいきたいと思っています。

時間になりました。

さまざまな問題について、解決するために対話をしていきたい。対話をするためには、あなたはそっち、わたしはこっちという分け方ではなく、私の考えはこうだが、あなたの考えはどうだろう。そうすることを通じて、日本の将来、沖縄の問題を解決するための方法を、みなさんと共に考えていく。きょうもそういう大切な時間になると思います。

この国が決して戦争に突き進む国ではない。近隣諸国とも平和を持ってしっかりと安定をつくっていくような、対話によって物事を解決する力を持っている国だと信じて、一緒に取り組んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。(拍手)

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屋良朝博(やらともひろ)さんのお話 『安全保障と沖縄』

・・1962年沖縄・北谷町生まれ。元沖縄タイムス論説&編集委員。『砂上の同盟―米軍再編が明かすウソ』で第15回平和協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞。関係者の証言を通して、「沖縄の地理的優位性」「抑止力」論議のウソを暴く。沖縄国際大学非常勤講師・フリーランスライターを経て、玉城デニー知事(前衆議院議員)の後継者として本年4月の衆議院沖縄3区補選に「オール沖縄」推薦で立候補し大差で初当選。屋良さんが用意された講演レジュメのタイトルは「安全保障と沖縄」。

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玉城デニーさんの議席を継いで、本年4月の沖縄3区の補欠選挙で衆議院議員になりました。まだひよっこの国会議員ですが、よろしくお願いします。(笑)(拍手)

辺野古についてはみなさん様々な情報をお持ちだと思いますので、私は別の角度から、沖縄になぜ困難に基地ができるのか。いま何が焦点なのかという点をメインにお話ししたい。

学生たちと沖縄の基地問題について話すと・・・

以前は沖縄タイムスの記者をしていて、フリーになって、それから「選挙に出ないか」と言われたのが去年の12月です。その間、沖縄国際大学で非常勤講師をしていました。学生たちと沖縄の基地問題を話すことが多かったわけですが、彼らの中には様々な意見があります。私自身もまだ57歳、生まれたときから米軍基地を見ています。彼らにとって米軍基地は、賛成とか反対という対象ではなくて、生まれたときからそこにある山や川、といった自然物のような受け止め方があります。基地が人工物であることを、多くのウチナンチュウも忘れている。彼らの意見をちょっとだけ拾ってみると、「基地は日本を守ってくれる」「基地があるから狙われる」―これは正しいですよね。沖縄戦で沖縄が狙われてボロボロになったのも、日本軍が駐留していたからです。「尖閣もあるから、基地は沖縄だよね」「尖閣は誰が守るの。米軍は本当に守ってくれるの。そんなこと信じているの」こういう反論があります。それから「基地の経済的恩恵があるだろう」―約9000人が基地で働いていて、基地で生活している人もいます。それに対して、「基地は経済発展の阻害要因です」―前知事の翁長さんが保守として政府に向かってこう言ったときには、ちょっとしびれましたね。(笑)実はそうなんじゃないかなとみんななんとなく思っていた。それを保守である翁長さんが言ってくれた。ちょっとスカッとした。

フィリピンでも証明された
「基地が無くなれば経済発展できる」

この写真はフィリピンのマニラ近郊の空軍基地だったボニファシオというところです。基地が返還されて商業地区になり、いまは高層ビルがたくさん建って先進国のたたずまいです。私はフィリピン大学出身でして、マルコスを追い出す革命を目の前で経験しました。その頃はフィリピンはアジアの中でも最貧国で、街を歩けばごみ山だらけでした。海が無いことに驚きました。先月も行ってきましたが、基地があった方がいいのか、ない方がいいのか、なんていうのは、フィリピンにとっては昔の話です。基地が無くなれば経済的にも発展できることは、フィリピンでも沖縄でも証明されている。

この人はドゥテルティ大統領の安全保障担当補佐官のエスペロンさんです。南沙諸島問題や対米関係など色々聞きましたが、答えは「戦争なんかできっこないだろう」というシンプルなものでした。「私は飲茶を飲むし、ハンバーガーも好き、ウォッカも飲む。寿司もキムチも食べる。いいじゃないか」(笑)もう、それ以上聞くこともありませんでした。

「怖い、怖い」と生きていくか、「気にしない」か

「怖い、怖い」と生きていくか、「気にしない」とするか。考えようで、フィリピンは気にしない。そういう生き方を選んでいる。フィリピンは軍事力で言うと65位、では日本はと言うと7位らしいです。グローバルファイヤーパワーという米国のネットサイトによると。非核保有国ではトップクラスです。これで我慢すればいいのに、「怖い怖い」、「弱い弱い」と思うのが世の常。だから軍拡が始まる。新しい兵器をどんどん買って、自衛隊はこれから仕様書を作るという。何のために新しい兵器を買うのでしょう。


さて、安全保障って何でしょう。防衛大学のテキストに『安全保障学入門』という本があります。安全保障の定義は、というと、最初に「普遍的定義の欠如」とありました。定義がないということです。(爆笑)決まった定義がない。時代によって、人によって変わる。エスペロンさんと安倍首相との安全保障概念は、おそらく全然違うのでしょう。では英語では何というか。Securityです。ラテン語のSe(Without)とCure(Care)、ようするにCareするものが無い状態、憂うることが無い状態です。だからフィリピンも日本も、どちらも安全保障です。さて、どちらがよいか。確かに時代によって変わる。冷戦時代と今では違う。ハードパワーも使うがソフトパワーも使いましょうと。

さて私たち日本人は、どっちの世界で生きるのか。オスプレイやF35やイージスアショアなどいろいろ買って、宮古島とか石垣島にミサイル部隊を配備して。何で今どきそんなことをしているんですか。ハードパワーだけが安全保障だと思っているのではないでしょうか。私はこの現象を「小野田少尉症候群」と呼んでいます。戦争終わったけど山から下りてこない。ジャングルを彷徨っていた小野田さんと同じような思考に、いま日本人はなっていませんか。中国怖いですか。飲茶きらいですか。(笑)そういえば、横浜には中華街がありましたね。(笑)

世界にも類がない沖縄の米軍基地集中度

ハードパワーの残滓が、米軍のアジア展開です。10万人くらい展開している。これは世界一です。そして「思いやり予算」も使っている。韓国は26000人、日本は沖縄も含めて55000人、沖縄だけで韓国と同じ規模です。在日米軍基地の専用施設の7割を沖縄が占めるというのは聞いたことがあるでしょうが、アジアの中で沖縄の米軍基地の集中度はすごい。これはギネスに入れるべき。こんな小さな島にこれだけの基地を押し込んでいる国は、世界探してもどこにもない。ぜひとも世界遺産にしたい。(笑)しかも在沖米軍基地の7割が海兵隊です。海兵隊がいなければ、沖縄の基地問題は全く違ってくる。海兵隊がいなくなると、残るのは嘉手納基地くらいです。海兵隊がいなくなり、嘉手納基地離発着の騒音が解消されてくれば、沖縄の基地問題は、かなり変わってくる。普天間も、辺野古も、高江のヘリパッドも海兵隊です。

海兵隊はほとんど沖縄にいない!?

では海兵隊って何でしょうか。海兵隊は、沖縄を拠点に太平洋地域をグルグル回っている。ほとんど沖縄にいる時間は限られている。船で回りますが、その船は佐世保にあります。政府は、「沖縄が戦略的に重要だから基地を置いている」と説明していませんか。ところが沖縄の基地の大部分を占めている海兵隊を運ぶ船は佐世保にある。例えば朝鮮半島で何かが起こったとすると、佐世保から船が沖縄に来て、海兵隊と物資を載せて、北上する。なぜ地理的に有利なのか。全く説明が破綻しています。論理性がありません。沖縄に基地を置いておくための方便です。

米軍は沖縄を「ランデブーポイント」と呼びます。ランデブー、何かと何かが落ち合う。アメリカからやってくる兵力や物資、後方支援部隊、実戦部隊が落ち合うのが沖縄だということです。沖縄で1995年に少女暴行事件という大きな事件がありました。そのころ私は地元の新聞社で基地問題を担当していました。ほとんど休みなく、基地問題を追いかけていました。日米両政府が、ようやく沖縄の基地問題に目を向け始めた。それまでもわかっていたけど、見ないふりをしてきた。事件が起きて「何とかしなくては」と思い、1996年に普天間返還が合意された。しかし一ミリも動かない。そうするうちに当時のラムズフェルド国防長官が沖縄に来た。普天間上空をヘリで旋回して、「これは事故が起きないのが不思議なくらいだ。なんとかしなさい」、となった。当時の米軍再編の俎上に上っていなかった海兵隊を移動するという作業が、この鶴の一声で始まった。彼は部下に「沖縄には海兵隊がどのくらい駐留しているのか」と聞いた。「18000人くらい」と答えると、「10000人くらい何とかならないか」と始まったのが、海兵隊のアジア分散配置です。グアムとオーストラリアとハワイに8000人から9000人の海兵隊を分散して沖縄の負担を軽減する。実戦部隊が行ってしまうことに誰も触れない。「日米同盟」という器は格好がいいが、どんどん底が抜けて兵力が小さくなっているのに、それに気づかずに器を磨いている。それが現在の日米同盟です。

最終的に沖縄に残るのが31MEUという遠征部隊と司令部です。遠征部隊なので、沖縄にほとんどいない。佐世保にある船に乗っかって、アジア太平洋地域をグルグル回っている。6ヶ月とか8か月、沖縄にいない。「沖縄に いない部隊を 抑止力と呼ぶ 日本政府かな」―です(笑)。主力の地上戦闘部隊は6000人いて、彼らが海兵隊の中核です。この兵力を前線に送り出す、あるいは戦地に運ぶのがオスプレイとかヘリです。この6000人が米軍再編で800人になる。この800人の部隊で戦争ができると思いますか?800人で中国から日本を守るなんて言うのは、信用できますか。このわずかな部隊が残るために、辺野古の新基地を作ろうとしている。しかもランデブーポイントですから、どこでもいいんです。デートをするときに、横浜の駅前で落ち合うか、スタジアムの前にするか、どこでもいい。

沖縄に残る第31海兵遠征部隊MEUの主任務は
人道支援HAと災害救援DR

では目的は何でしょう。31MEU。海兵遠征部隊Marine Expeditionary Unitです。MEUしかいない。その主要任務は人道支援Humanitarian Assistantと災害救援Disaster Relief、HA/DRハーダーです。

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この写真はバリカタン2013で中国もオブザーバーで初参加した人道支援作戦、災害救援の総合調整訓練です。機関銃ではなく、スコップを持っている。(笑)山奥の学校の土間にコンクリートを打っている写真です。ボランティア活動です。こういう活動に非常に力を入れています。

沖縄の海兵隊はこれからMEUだけになる、彼らの仕事はハーダーHA/DRです。これを覚えましょう(笑)。MEUとHA/DRでは戦争はできません。どこと闘うのですか。しかも沖縄にいるのはせいぜい6ヶ月。もしかしたら4か月しかいない。

この写真は医療ボランティア。彼らはこれを「テロとの戦い」と言います。こうして地元住民の心を鷲掴みにする。そして味方につける。どんなに最新兵器を持っていても、テロとは戦えない。医療ボランティアの方が、合理的です。バリカタン2013には中国軍も積極的に参加しています。2014年の米タイ共同訓練コブラゴールドから中国軍は本格参加しています。当時の中国の新聞に中国人民解放軍の元陸軍司令官の発言が掲載されました。「中国軍の参加は米中がアジア太平洋地域の安全保障でより緊密な協力関係を構築していこうとする意志の表れだ」。ここで言われている「安全保障」の言葉と、日本の政治家が使う「安全保障」は、言葉の意味が違うのではないかと思えます。日本で言われる「安全保障」では、中国や北朝鮮はいつでも敵、同盟国アメリカと連携して敵に対抗しましょうとなる。

いまは色々な国が共同訓練をして、災害救援とか人道支援とかをやりましょう。アジア太平洋地域の安全保障のネットワークを広げていきましょう。これが今のトレンドです。冷戦は終わりましたよ。日本はどんな生き方をアジアでしていくのですか。考えていくのですか。そのことが問われています。

いま、安全保障は「9.11」、「3.11」で表現されます。テロの存在であり、自然災害との闘いです。とくにアジア太平洋地域では、自然災害が多い。1930年から2011年までに、アジア太平洋地域の自然災害の被害は4530億ドル、16億人が被害を受けていると世界銀行が発表しています。アフリカの3.2倍、中南米の5.5倍、北米の9倍、ヨーロッパの67倍の頻度で自然災害が起こると国連は予想している。だからみんなでHA/DAを頑張りましょうとなっている。軍事訓練と並行してソフトパワーの訓練も展開している。

米軍は例えばクウェートを占領したイラク軍を排除するための湾岸戦争で50万人動員した。そのうちの9.3万人が海兵隊。ところが沖縄にいる海兵隊は1.8万人、これから米軍再編でどんどん減っていく。

これが現状ですが、なぜか「沖縄の基地は動かせない」「辺野古が唯一」と言い張って新基地建設を強行している。合理性もない、根拠もない、脈絡もない話をする。

2013年にアデン湾で米中が海賊対策の米比合同訓練にも中国がオブザーバー参加した。その年にフィリピンを台風が襲って風速90mの猛烈な風が吹いた。この年末に首相になった安倍さんは靖国神社に参拝して、アメリカを失望させました。そんな国が被災した時に、どの国が救援しますか。日本ではマスコミもあまり批判しなかったが、私はこの時は心配になった。何がどうなってもアメリカは日本を助けてくれると信じている。日米同盟だから安心だと思いますか。

政権交代しかない!政権を変えて、辺野古を止めよう!
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近年、日本を取り巻く安全保障環境が悪化している」という人がいます。もしかしたらその人が日本の安全保障環境を悪くしているかもしれない。これは危ない。なんとかしないといけない。政権交代しかないでしょう。政権を変えて、辺野古を止める、予算を止める、工事を止めるしかない。それしかないです。終わります。(拍手)


沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
 青木初子さんの連帯挨拶

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はいさい ぐすーよ ちゅうがなびら

今の屋良さんの講演を聞いて、いったいこの国は何だろうと、心底思います。どこまで腐りきっているのか。沖縄が何度も民意を示しても、声を上げても、なぜ辺野古が止まらないのか。「沖縄には沖縄の民主主義、日本には日本の民主主義がある」―そんなことまで言った大臣がいました。ふざけるな、と言いたい。

歴史的に言えば、薩摩の侵攻以来、本当の意味で沖縄の自己決定権が尊重されたことはない。ましてや明治の琉球併合から今日に至るまで、沖縄のアイデンティティが尊重されたことがありましたか。本当に悔しいです。あの沖縄戦で、4人に1人が死にました。戦争が終わったらどうでしたか。選挙権もありませんでした。沖縄は米軍の支配下に置かれたのです。沖縄の人々は反対の声を挙げましたが、日本政府は一顧だにしなかった。「復帰」の時の、屋良朝苗の建白書もそうです。沖縄の民意は踏みにじられっぱなしです。

戦前、今帰仁村の百按司墓から琉球人の遺骨が盗まれて、京都大学に保管されています。遺骨返還請求訴訟が始まり、関東でも9月28日に支える会が結成されました。一人でも多くの方が、支える会の会員になって裁判闘争を支えていただきたい。

京都大学は話し合いすら応じていない。天皇制国家の下にあった「京都帝国大学」時代と変わらない。そんなことが許されますか。戦前の植民地主義が継続し、侵略戦争の責任を取ることもなく、天皇制が続いている。ますます天皇制が強化され、差別も強まっている。日本は国連の中でも人権後進国です。民主主義は本当に機能していますか。

辺野古の基地建設を阻止し、沖縄の自立を自ら勝ち取っていく。みなさんと共に、日本の民主主義も勝ち取っていきたい。がんばりましょう。

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[アンケートに寄せられた声(抄録)]

*(知事ビデオメッセージについいて)「音声が聞き取れなかった」(前述したとおり、この指摘は多くの参加者からいただきました。)

*(屋良講演について)具体的なお話で、大変参考になりました。特にアジア太平洋地域ではもう中国を敵視して何とかしようというのはナンセンスで、すでに大きな存在となっている中国と共に協力、共存、互いに尊重しあう時代なのだということがよくわかりました。その一方で、新たな発想を持って時代に合わせていこうとしない日本政府の怠慢に日本の将来が危ういことを感じ腹が立ちました。(ミニコンサート他について)宮城さんのライブよかったです。とくに蝶のお話と歌に、沖縄の人々の置かれている苦しみが伝わり、涙が出ました。一坪反戦地主会の連帯挨拶、一言一言、同感です。心に刻みました。高校で社会科を教えていますが、今日のことを生徒たちに伝えます!!(55歳男性)

*(屋良講演)非常にわかりやすい内容で、沖縄の現実の本質的な部分が理解できた。(ミニコンサート他)沖縄関連の集会には、ミニコンサートがあるので楽しいです。宮城善光さんの最後の唄には、沖縄の人たちの痛切な思いがこもっていました。(年齢性別不明)

*(屋良講演)歯切れのよいお話でした。新しい用語が、新しい米軍の行動がわかりました。(67歳女性)

*(屋良講演)沖縄の基地は日本の安全保障にはほとんど役立たないことが分かった。安倍政権の軍拡・日米同盟第一主義を止めさせよう。(ミニコンサート)熱意が伝わった。(77歳男性)

*(屋良講演)わかりやすく沖縄の現状を話し、力強いアピールだった。(ミニコンサート)宮城さんの歌、迫力ありました。(75歳男性)

*(屋良講演)気持ちよく聞かせてもらいました。(ミニコンサート他)コンサートよかったです。何とか基地をなくしたい。沖縄の独立も必要か。(70歳男性)

*(屋良講演)マニアックでした。(ミニコンサート他)よかったです。今こそ分断を避け、大同団結です。以降もどうぞよろしくお願いいたします。(55歳女性)

*(屋良講演)安倍首相の独善的な考え方が、世界情勢の中で、際立って孤立していることがよくわかりました。(ミニコンサート)歌が心に響きました。(77歳男性)

*(屋良講演)沖縄の米海兵隊が縮小されることも知らなかった。中国を巡る環境も、すべて歴史認識まで改ざんしている安倍政権に怒りを感じる。(70歳男性)

*(屋良講演)わかりやすくてとてもよかった。連帯し沖縄を支援していきましょう。(ミニコンサート他)自由は自分で勝ち取るものだということは本当だと思う。日本の若者はどうする?(73歳女性)

*(屋良講演)沖縄基地の必要性、安倍のウソ、ソフトパワーによる安全保障、わかりやすく解説してくれて、よくわかりました。(ミニコンサート他)全部よかった。ありがとうございました。(78歳男性)

*(屋良講演)我々がいかに政府のウソにまみれた宣伝に屈しているかがわかる。とくに海兵隊について、米中の協力関係について、知見を得た。(その他)大磯町議会の安倍政権糾弾決議に注目する。地方から、身近なところから、民意を表明し、崩壊直前の民主主義と自治を取り戻す不断の努力が積み重ねられなければ、私たちも不本意にも共犯者になる。(80歳男性)

*(屋良講演)いまだに古い安全保障論が実体といかにかけ離れているかがよく分かった。(ミニコンサート他)コンサートの熱い演奏、感激しました。沖縄が香港のように見えてきました。中国の立場が日本。(70歳女性)

*(屋良講演)具体的なことで話をされて、わかりやすい話でした。(ミニコンサート他)コンサートはパワフルで、元気の出るものでよかったです。(54歳男性)

*(屋良講演)安全保障の概念は語る人によって変わる。今はハードよりソフトの人道支援と災害救援に移ってきているとのこと。目からうろこでした。ありがとうございました。(ミニコンサート他)ミニコンサートは平和への魂の叫びでした。涙があふれました。(70歳代女性)

*(屋良講演)わかりやすくとてもおもしろかった。もっと広めてほしい。国会でもがんばってください。自分もできる限りのことをしていきたい。今年2月、辺野古におじゃましました。(その他)今後も参加・協力していきたい。(58歳女性)

*(屋良講演)具体的でわかりやすかった。(ミニコンサート他)善光さんのパワーがすごい!がんばってほしい。(77歳女性)

*(屋良講演)とても難しい問題を単純明快に説明してくださってありがとうございます。ユーモアも混じえてとても分かりやすく説明してくれたので、非常に勉強になりました。(ミニコンサート)とても綺麗な歌声で、すごくよかったです。歌詞が沖縄の言葉と英語もまんちゃーだったのが面白かったです。(43歳女性)

*(屋良講演)日本の中で政府・メディアの言うことが現実離れしているという指摘、多分に事実でしょうね。そもそも朝鮮半島問題も、米が朝鮮の自主独立を認めなかったことから発生している。米が朝鮮の独立を認め、自主に任すこと、日本政府が朝鮮・中国の侵略を認め謝罪すること、この二つが出発点だし、これをやると米軍も自衛隊も災害救助隊以外要らなくなると思うのだが、HD/DRこそ重要というか、それだけが必要だよね。(70歳男性)

*(屋良講演)マスコミ出身だけあって話がとても分かりやすかった。ありがとうございます。(ミニコンサート他)ミュージシャンがプラス出演されたことは、とてもよかった。(64歳女性)

*(屋良講演)わかりやすくよかった。政権交代しかないですね。(70歳男性)

*(屋良講演)米軍が沖縄に居座り続けるのは、小生想うにただ一つ、有数のリゾート地でやりたい放題がまかり通るパラダイスで、経費も日本持ちですから、安全保障は除外でしょう。(ミニコンサート他)ナーグシクさんソウルフルなシャウト良かったです。一つお願いですが、琉球音階でシャウトするのは難しいですか?(65歳男性)

*(屋良講演)「MEUとHA/DR」は初耳で、とても重要なこと!いい話を聞きました。われらが「安倍ちゃん」にきちんと認識させるのは難しいから、政権交代しかない!実に明解。(ミニコンサート他)司会者も話していた通り、地元の芸能文化はとても大事です。しかも大きなメッセージソングも含んでいて、とてもよかったです。(もっと三線の曲を聞きたかった。)(65歳女性)

*(屋良講演)自分の頭の中の「安全保障」の概念を根底から問い直さないと、政府・マスコミのウソの垂れ流しにどんどん流されて毒されてしまっていることを実感した。(ミニコンサート他)歌が胸に響きました。本土の人間の無意識の「常識」にもっと光をあて、批判してくれる人の講演を聞きたい。(73歳女性)

*(屋良講演)とても勉強になりました。大学ゼミで憲法と沖縄、憲法学から沖縄の基地問題を考え論文を書いています。きょうのお話は絶対に活かします。(ミニコンサート他)大変すばらしかった。(22歳男性)

*(屋良講演)アメリカを取り巻く現状についてよくわかりました。ありがとうございました。(ミニコンサート)大変な迫力でした。(73歳女性)

*(屋良講演)すばらしい。軍隊はいらない。日本人をだまして、仮想敵を作って、敵意をあおっている。(ミニコンサート)悲しい歌が心に響きます、いつまでも。(69歳男性)

*(屋良講演)海兵隊についてわかりやすい解説が聞けてよかったです。(その他)謝花沖縄県副知事の講演を聞きたいです。(31歳女性)

*(屋良講演)安倍の思い込みで、金ばかり使って、安全が守られていない状況を多くの人にどう知ってもらうかが問題です。(その他)沖縄からいただいた3冊の素晴らしい冊子ありがとうございました。本土の場から闘えることを考えなければなりません。(70歳女性)

*(屋良講演)米軍再編の動き、フィリピンの判断、話していただき良かった。(その他)青木初子さんの怒り、沖縄の民意、訴え良かった。(74歳男性)

*(屋良講演)明解!!(ミニコンサート)歌に込められた強い思いが伝わってきました。(63歳男性)

*(屋良講演)在沖海兵隊の実態及び米軍と中国海軍の関係について周知される必要がある。ND会員です。31MEUの話や辺野古解決策の話もみんなに知ってほしい。(66歳男性)

*(屋良講演)日本を取り巻く安全環境についてよく理解できました。(その他)今後の催しについて、ご連絡をお願い申し上げます。(住所は宝塚市)月の半分は母の介護のため横浜に来ます。(65歳男性)

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