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zoom RSS 沖縄と神奈川を結ぶ講演集会の記録

<<   作成日時 : 2016/04/04 10:38   >>

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3月25日の夜、横浜市内関内ホール・小ホールにて、「辺野古の埋立てを止めよう!沖縄と神奈川を結ぶ3.25講演集会」が開かれた。主催は「島ぐるみ会議と神奈川を結ぶ会」(以下、結ぶ会)「神奈川平和運動センター」「基地撤去をめざす県央共闘会議」(以下、県央共闘)の三者。3月に入り、安倍政権が裁判所の和解案の受け入れを発表し、埋め立て工事を中断した。沖縄の人々の闘いに追い詰められた末の突然の「和解案受け入れ」「工事中断」だが、日米両政府が辺野古新基地建設を諦めたわけではない。キャンプ・シュワブ所属米兵による女性レイプ事件(3/13)、それに抗議する市民の相次ぐ不当逮捕(3/15,17)、ゲート前緊急抗議集会への2500人の大結集(3/21)と現地情勢が緊迫する中での神奈川での講演集会。さらにキャンプ・シュワブのゲート前行動の中心メンバーのひとり、「ミスター・シュプレヒコール」の異名を持つ山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)が久しぶりに神奈川に登場することもあってか注目度も高く、開場前から長い行列が出来た。小ホールは264席だが、満席となり人が溢れた。残念ながら神奈川新聞も含めてヤマト(本土)の記者の取材は皆無だったが(毎日新聞から前日に「25日の朝刊に催し物案内を載せます」との連絡があったが、掲載は未確認)、沖縄タイムスの記者が唯一来場し、翌々日の沖縄タイムスに報告記事を書いてくれた。ここにも、講師の渡辺さん(元沖縄タイムス記者)が指摘したヤマトと沖縄の「断絶」が現れている。集会の中で呼びかけた辺野古派遣カンパは17万超集まり、またアンケートも80枚以上回収することができた。協力していただいたみなさんに感謝したい。
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集会の模様を以下に報告する。

冒頭、2月23日から26日にかけて結ぶ会が主催した辺野古座込みツアー(現地合流の1人を加えて28人参加)の記録映像の上映。シュワブの工事用ゲート前の座込み早朝行動と、機動隊による暴力的排除の模様が映し出された。この映像は、以下のサイトで観ることができる。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=Srux4aSj5T0

映像終了後、司会の高梨晃嘉・結ぶ会代表世話人が「工事は中止されているが、一時的な中断。和解勧告を見れば、国の代執行訴訟の敗訴は見えている。時間稼ぎをして、基地建設のための体制の立て直しを策している。辺野古に基地を作らせない。神奈川の基地の強化も許さない。このことを集会で確認していきたい。」と開会を宣言した。
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主催者挨拶は神奈川平和運動センター・小原事務局長。
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沖縄の闘いが発展する中で、安倍政権への包囲網が着々と広がってきている。『保育園落ちた』のブログが話題になっているが、日本社会が抱えている現実を知っていれば、あんなヤジは飛ばせない。当事者の話を聞かない、少数者に対する配慮がない、批判の声を聞かない。これが政権党の姿勢だ。高浜原発を止めた大津地裁の決定に見られるように司法が変わりつつあるが、それをもっと強いものにするには大衆運動の力。そのような大衆運動を沖縄と連帯しながら作っていきたい。

最初に講演に立ったのはフリージャーナリストの渡辺豪さん。渡辺さんは毎日新聞、沖縄タイムス記者を歴任、普天間や尖閣問題を扱った話題の本を書いている気鋭の論客だ。昨年4月から沖縄タイムスを辞めて東京でジャーナリストの活動を始めた渡辺さんは、「本土と沖縄の断絶」をひしひしと感じるという。30分の短い講演だったが、本土の歪んだ沖縄情報を正していきたいと強調する渡辺さんの、ジャーナリストとしての真摯な姿勢−「ジャーナリスト魂」が、参加者の共感を呼んだ。以下は講演の要約。
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きょう来たのは、このタイミングで山城博治さんの生の声を聞いておきたいと思ったから。5、6年前、社民党から博治さんが参議院選に出馬する話が出た時に、「山城さんに会うにはどうしたらよいのか」と聞かれた。「高江に行けば会える」と言って、車で案内した。今の辺野古と違って、当時、高江で活動していた人は数人しかいなかった。関係車両が入るゲートは複数あり、一人でひとつのゲートを封鎖するという感じ。ジャングルの真っ只中の場所で、周りに反対行動をする人はいない。そんな状況の中で、「ヘリパッド建設を止めたい」と語る博治さんを見て、この人は本物だと思った。
講演のテーマにある「日本はなぜ米軍をもてなすのか」の本は、旬報社から声をかけてもらい、書かせてもらった。辺野古の工事をしている沖繩防衛局は、元々は旧防衛施設庁の出先機関。1956年刊行の「占領軍調達史」という本で、防衛施設庁の源流がGHQの占領時代に遡ることがわかった。そこから「従属の源流」にたどり着いた。このことについてはぜひこの本を読んでもらいたい。
http://www.amazon.co.jp/dp/4845114267
昨年の4月に沖縄から東京に来てから気になっているのは、沖縄と本土の断絶。それをひしひしと感じている。琉球新報東京支社の編集部長になる記者が、東京でアパートを借りようとして「琉球新報と沖縄タイムスの記者には貸さない」と言われたことが話題になっている。
http://peacephilosophy.blogspot.jp/2016/03/a-tokyo-landlord-denies-rental-to.html
いつの時代のことかと考える。百田尚樹の話もあったが、本当に、沖縄の記者が東京で取材活動する逆境は、想像を絶するものがある。そう言う意味で、私は、「元沖縄タイムス記者」の肩書きを、誇りを持っては付けさせていただいている。(会場から拍手)
3年程前に神奈川で話をしたことがある。尖閣問題の本を出したころだった。その時に「尖閣問題を侮らないで」と言った。その後、尖閣問題が深刻化したことによって「中国の脅威」論がかなり浸透してきて、辺野古の基地建設や集団的自衛権を黙認する世論が多くなっている。「自分の生活を守る」という思いからの「中国の脅威」論が浸透して、「尖閣を取られるぞ」、などというネット情報を信ずるようになる。沖縄では米軍基地と自衛隊の基地、日米の基地建設が同時進行中という、かつてない状況になっている。辺野古の基地も将来的には自衛隊が使うことも視野に入れている。何年か先に米軍が撤退しても、自衛隊の基地として使う。米軍が去ったあとに、国防軍になった自衛隊と中国軍がさしで向き合う。沖縄が再び沖縄戦みたいな惨状にさらされる。
こんな状況になった原点は何か。尖閣の国有化だ。日本のマスコミが刷り込みをして中国に反感を抱く世論が8割に登る。そこから現在につながっている。都知事だった石原慎太郎さんの「尖閣買い上げ」から始まっている。それに野田さんが慌てふためいて、国有化した。そして沖縄が最前線にさらされる状況を作った。この原因を作ったのは、東京都民であり、本土の人間の責任がかなり大きい。
山城さんが、このままでは東京と沖縄の全面対決になり、基地建設にとどまらないことになる。そういって言いたが、本当にそう思う。日米同盟を支持する人でも辺野古の基地は必要ないと考えている人は多い。あと一ヶ月後に集英社新書から上智大学の宮城大蔵教授と共著で「普天間・辺野古歪められた20年」という本を出す。4月は1996年の普天間返還合意20年になるが、その20年間に何があったのかを書いている。彼は主流派の学者で、リスクを抱えても書きたいと言ってきた。いま、声を上げていない人たち、主流派の中にいる人、官僚、政府の周辺の人でさえも辺野古の基地はナンセンスだと思っている人は少なくない。将来に禍根を残さないために、辺野古に新基地はつくらせない。過度な対米従属をやめましょう、と言っている。これはいかにも危ない。世論の争奪戦。周りの人に正しい情報を伝えていく。同じ考えの人だけでなく、違う考えの人にも正しい情報を与えていく。辺野古に座込みに行く人が給料をもらっているとか、ナンセンスな情報を正していく。そういう活動をみなさんと一緒にこれからもしていきたい。

ここで、県央共闘・共同代表の国兼久子大和市議から、辺野古派遣カンパの呼びか。10人のスタッフがカンパ袋を持って会場内を巡ると、1000円札のカンパが次々と寄せられた。

続いてお待ちかねの山城博治さん。半年間の闘病生活から復帰して辺野古現地闘争の最前線で連日駆け回る博治さんの登場に、場内割れんばかりの拍手。沖縄の民意も人権も顧みない強大不遜な日米の国家権力への激しい怒りと、勝利への確信に満ちた訴えに、会場揺れんばかりの大きな拍手と口笛が鳴り止まない。途中で紹介された、まよなかしんやさんの歌が流れると、場内も大合唱。最後に山城さんが「我が心はやんばるの地に」を歌い始める。高江の深い森が目の前に広がり、そこに息づく生物たちの蠢きを感じる。そんな歌声だ。山城さんの発言は文字に起こしても、なかなか臨場感が伝わらないが、とりあえず60分程度の講演を要約してみる。
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こんばんは。辺野古から参りました。大きな会場に、大盛況で、たくさんの方においでいただき、心から感謝しています。ありがとう!
いま、毎週末は県外に出て、全国のみなさんに話をしている。辺野古座り込みへのお礼と、全国の支援がなければ勝てない、手を結んで怒涛のように襲い来る安倍内閣に立ち向かおう、どこかに橋頭堡を作って、勝利をして、必ずやあの化物のような政治家の企みを跳ね返そう!そいういう思いで全国を回っている。明日は代々木公園で、万余の反原発集会がある。日曜日には新宿デモもある。神奈川のみなさんのおかげで、代々木公園と新宿でお話をする機会をいただいた。ありがとうございます!
辺野古の動きについては、主催者の資料を見ていると、詳細なデータがでている。何を話そうかと迷ってしまう。資料を作って県民各位に情報を流していただいている。様々な課題がある中で、手を取り合って運動を進めていくことの難しさも感じる。
渡辺さんに過分な紹介をもいただいた。沖縄タイムスで、説得力のある、力のある記事を書いていた渡辺豪さんが、沖縄から東京に行くということを聞いて、驚いたが、きょうこうして元気な姿を見て、安心した。お話の中で、胸の痛む話があった。琉球新報の記者が東京でアパートを借りようとして、「琉球新報、沖縄タイムスの記者はお断り」と言われたということ。時代はついにここまで来てしまったのか、そういう思いがする。百田尚樹がいうように、「沖縄タイムス、琉球新報を潰すべきだ」と考える声が浸透してしまっているのかとも感じる。私の名前をネット検索すると、あいつは殺人鬼でいつも懐にナイフをもって、すぐ人をぶっ殺す、そんなイメージで書いてある。
地元の新聞で連載している記事の中に、若者たちが辺野古の現場に来て「日当2万円いただきたい」と言ってきて、「出せない」というと帰ってしまった。そんな記事が出ている。彼らの現場はネットで、我々の現場は辺野古。ネットの中では手のうちようがない。どうにかしたいと思っているが、オール沖縄会議でも対策を考えてもなかなかうまくいかない。どうか知恵を貸してほしい。
多くのマスコミが報道しない中で、確実に辺野古の動き、沖縄の動きが伝わって、全国どこでも数百人の集会を開催してくれる。負けてはいない。先週は大阪に行ったが、通路も廊下もいっぱい、全国の支援が広がって、情報も広がっている。
先日、ワシントン・ポストが取材に来た。1面2面を飾るインタビュー記事が載った。この記事は、きょう、全米のラジオ局が「ワシントン・ポストの続きの話が聞きたい」と来ている。高里さんに対応してもらっている。アメリカでも辺野古問題は着実に広がっている。
今回の「和解」を巡って、アメリカからも様々な声が来ている。アメリカは日本政府から情報が来なくても、自力で現地情報を集めている。『事態はかなり深刻で、新基地建設はそう簡単にはいかない』、そう太平洋軍司令官も言っている。知事と住民の抵抗で遅々として工事が進まない。日本政府が沖縄の人々の闘いにズルズル押されて、和解を受け入れざるを得なくなったことも先刻承知している。オバマ大統領も「辺野古基地は進まないのだな。じゃあ次期の大統領に任せよう。わかった」と言っている。このように事態は動いている。
辺野古の現場では、泣きながら、ごぼう抜きされながら、怪我もして、逮捕もされて、本当になんとかなるのか。そういう議論もある。しかしみなさん、座り込みをするしかない。いざという時に1000人、2,000人あつまれば工事は何も進まない。そういう闘いをやればいい。やろうじゃないか!(拍手、歓声)それしかほかにはないでしょう。座るしかないと言い続けて、これがアメリカにも伝わって、警視庁機動隊が150人も送り込んできたが、ついに工事を止めて、和解という名の休戦を強いることができたではないか!
確かに「和解条項」の中に懸念すべきことがある。今後手足を縛られるという警告もある。確かにそのとおりだろう。しかし運動がここまで来て、工事を止めた。私たちが揺るがず、疲れた体を癒して、来るべき時に備えて、全国に、世界に呼びかけて、いざという時には大結集する準備をしようではないか。
そんな話をしていた時に、米兵による凶悪事件が発生した。3月13日の日曜日に事件があり、16日の水曜日に会議を開いて、21日の月曜日にゲート前で緊急集会を開き時間を開けずに抗議の声を上げる。女性が苦しみ、怒り、悲しんでいる、その心をみんなで支えて、このような凶悪事件を許さないと声を上げよう。そういうことで21日の月曜日に緊急集会を開催した。5日間の準備で、2500人、3000人近くが集まった。運動はここまで来ている。機動隊の弾圧だろうが、東京警視庁の精鋭が来ようが、ゲート前で抜かれようが、負けない。沖縄の闘いはここまで来ている。辺野古には全国からも、神奈川からもたくさん来てくれる。私たちは引けないところに立っている。負けられない。沖縄の未来をかけて、全国のみなさんの抱える様々な課題をかけて、負けることはできない。福島の悲惨な状況が放置されている。安保法制で若者たちが戦場に持って行かれようとしている。負けるわけにはいかない。ここから堂々たるわたしたちの反撃を開始する。辺野古から打って出る。安倍、待っておれ!首を洗って待っておれ!みんなで進んでいこうじゃないか。そういう思いを、全国にみなさんにも発信をしている。辺野古は負けません!辺野古は勝ちます!必ず勝利をして、全国に勇気を届けていきたい。そして生きている希望をみんなで分かち合う、そういう時を迎えたい。
沖縄に翁長雄志という知事が出た。翁長知事の発する一言一言に、心が踊り、まさにあなたの言うとおり、あなたこそが日本の総理になって欲しい。そう思いませんか。彼の言葉の一つ一つに感激するが、私たちも知事を支えて、また知事に支えられている感じがする。個人的に言うと、翁長さんに出会って、世の中には信じていい政治家がいる、と思った。いま、翁長さんの対局にいる、島尻安伊子さんという大臣がいる。無茶苦茶な政治家で、詭弁を弄して、4名の衆議院議員の公約を率先してひっくり返した。「辺野古の反対運動を取り締まれ」、島尻はそう言った。海は刑特法、ゲート前は道交法やらを使って逮捕しろ、そんなことを言っている。彼女は6年前に「台所から政治を変える」と言って出てきた。TPP賛成、増税賛成、県外移設の公約を変えて、県連会長になり、担当大臣になり、「歯舞」を正確によめない。そういう政治家になり、翁長さんのように、県民と共に闘うという政治家が出た。翁長さんがでて、政治を信じることができ、希望を持てる。希望をもって、手をつなげば必ず我々の願いは叶う、このことを教えてくれた。オール沖縄という団結ができた。戦後70年を過ぎて、なにか言えば叩かれる日々を繰り返し、自分たちの思いを大事にしていく。こういう闘いと連帯と共感ができたのは初めて。病気も回復して、現場に立てて本当に幸せを感じる。簡単にはくたばりません!人々を信じて、力強く未来に向かって進む運動ができている。現場でそう感じている。
沖縄だけではない。みんなで信じて、踏ん張っていけば、日本全体を変えることができる。自分のことしか考えない人たちを一掃しよう。そして政治を我々の手に取り戻そう。辺野古の現場には、福祉職場のみなさん、非正規のみなさん、たくさんの人が来る。福島で甲状腺異常の子供たちが150人を超えている。年間20ミリシーベルトの世界に戻れ、避難者には補助を打ち切りましょう。風評被害の壁の前でモノが言えない。毎日、原子炉建屋から放射能が排出されているのに、安倍は福島のみなさんを東京オリンピックに招くという。ふざけるな!オリンピックで福島の放射能はなくなるのか。ふるさとはもどるのか。怒りがいっぱいだ。そういう怒りを口に出すべきと思う。命と暮らしが脅かされている。怒りの声を上げないと、本気で殺されてしまう。平時でも見殺しにする。有事になれば尚更見捨てられ、殺される。憲法を勝手に解釈して戦争体制を作る。なんでこんな総理を下ろせないのか。参議院選挙で伊波洋一さんを立てている。ネット右翼は攻撃して若者に宣伝しているし、国の予算がどんどん入ってきている。島尻は全国の沖縄県人会組織などあちこちに入ってくる。権力を持っている人間は怖い。どうぞ伊波さんを支えよう。伊波さんを落としてはだめ。日本の運命がかかった大決戦。選挙で勝つ。血反吐を吐くような努力が今こそ求められている。
21日のゲート前緊急抗議集会が大成功に終わり、翌日の新聞の何を見るか。参加者の声が拾われる。その声の中に、コメントが出る。こんな記事があった。75歳の方が辺野古に月15日間行く。辺野古バス1日1000円かかる。弁当代含めて1500円。月2万円以上、年金9万円、家賃35,000円、思い余って自宅のガスを止めて、水でシャワーを浴びて、冬は湯を沸かして済ましている。そんな記事があった。そんな中でも毎日人が来ている。すばらしい、凄まじい。そんな中で、「中国から2万円ずつ出ている」、「山城御殿ができている。」なんでこんなことを言うのか。記事で座込み参加者の大変な実態が分かり、共感を呼んだ。テントの私たちも責任を感じた。運動を必ず勝つ。逮捕者を出さない、けが人を出さない。勇気と希望を持って明日も行こうという運動をつくらないといけない。自分の体を張って、生活をかけてきている。そうであれば、マイクを握る人たちも簡単には引けない。心から、真実を訴えてやらないと期待に応えられないという思いがした。
米兵による事件が起こるたびに、体験、証言が出てくる。姉も米兵に襲われた。おやじと兄弟の前でやられた。事件のあと、姉は自分だけ自宅の狭いひと間で生きてきた。こんな記事は読むのが辛い。こんな事件は止めなければいけない。米軍は事件のたびに「夜間外出禁止」「飲酒禁止」を言うが、門が締まる前に出て、ホテルに宿泊して、門が開いてから帰ってくる。あの一件だけではない。機動隊に言う。「ゲートにこんな100人も200人も機動隊を動員して、那覇で米兵を監視しないのか。市民の命と暮らしを守った上で、仕事をしないと、警察は何も出来ていないではないか」15日に続いて17日にもゲート前で逮捕者が出た。ゲート前で徹底的に座り込んで抗議した。凶悪事件が発生して、抗議する市民に襲い掛かっている。植民地の警察官は、人間の魂を失った警察官は君たちだ!基地の中で兵士たちにどんな教育をしているのか、尋問するべきではないか。日米地位協定という化け物があるから、こういうことになる。博治でなくても怒る。私は本当は歌と踊りが大好きで、子供の頃は田舎もんでエイサーばかり踊っていた。だからゲート前で歌と踊りをしながら楽しんでいる。地域に根を張った文化があり、言葉がある。権力に向かう時には、揺るぎない決意と天から何かが落ちてくる勢いで声を出す。2000人、3000人を集めて、米軍基地は機能していない状態を作る。私のスタイルは、座り込む。機動隊がきたら反対側に座る。また来たら、道路の真ん中に座り込む。寝転ぶ。機動隊は手を出せない。21日は整然とゲート前行動をして、機動隊は手を出せなかった。
3月4日に、歌と踊りをやった。舞踊「かぎやで風」を200人で踊った。機動隊が排除したが、沖縄がこよなく愛する三線の日に機動隊が来るなら、徹底的にやる。道路に座り込む。抜かれた。戻って、踊り、歌った。素晴らしい日だった。歌に踊りに団結に感激していた。そんな時に、「和解」の話があった。運動には谷があり、山がある。高齢者が、赤ちゃん連れがくる。新しい命を守ろう。この子達が大きくなった時に、戦争の時代になってはいけない。絶望してはいけない。
和解要項の第9項に「(判決を導く)理由の趣旨に沿った手続きを実施するとともに、その後も同趣旨に従って互いに協力して誠実に対応することを相互に確約する。」とある。ここには、今後の変更申請に対する知事権限を封印する狙いがある。政府は押さえ込みに来るだろう。そういう罠だった。法務官僚と裁判所が手を組んで和解をしてきた。様々な駆け引きがある。しかし休戦期間を大切にして、全国にも訴えて歩く。埋め立ての土砂は全国からやって来る。そう言う意味では、みんなが当事者であり、全国連絡会議を立ち上げている。
21日に、ゲート前にまよなかしんやさんが杖をついてきた。ろれつが回らない。4回目の脳梗塞でついに口に来た、と言っていた。その時にCDを置いていった。その歌を聴いて、私の魂が抉られた。このCDをコピーして販売し、まよなかさんにカンパしようと言っている。その中で辺野古を歌った歌、魂を揺さぶり、勇気を与える歌を聴いてください。

命の海をつぶしてはならない
世界につながる辺野古の海
命の海に基地はいらない
命の海に基地はいらない

おじいおばあの海
うまんちゅうの海
命育む大浦湾
命の海に
基地はいらない
命の海に基地はいらない
ウミガメ ジュゴンの海 珊瑚の海

闘う勇気と情感を与える歌だ。闘いは今。それより前に大事なのは健康。そして最後に勝利を確実にしていこう。テントでそう言ったところ、「それはお前だろう」と言われた。黄金のシルバー!君たちがいるからまだ闘える!私も気をつけます。健康を失ったら、勝利の暁にたてませんよ。みなさんも留意してください。最後に私の好きな「我が心はやんばるの地に」という歌をもう一曲歌います。

いかなる弾圧が度重なるとも 
我らの友情は永久(とわ)に変わらず
海や森 空も住めば
我が心はやんばるの地に

誰でも一度は恋をするものさ 
嵐の中をも恋は貫く 
海や森 空も 住めば
我が心はやんばるの地に
我が心はやんばるの地に

ありがとうございました!

集会の最後に、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの大仲尊共同代表から宮古・石垣への自衛隊配備問題のアピール。国境の島々への自衛隊配備が、辺野古の新基地建設とも連動していることが強調された。
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尖閣の国有化の問題が、中国脅威論に結びつき、自衛隊の配備問題が出てきている。3月28日に陸自沿岸監視隊160人が配備される。家族が70人から90人と言われている。まだ施設も出来ていないのに仮設住宅に住み込む。しかし与那国の中で、まだ闘いを続けている。人口1490人の中にこれだけの自衛隊と関係者が入ると大変なことになる。さらに石垣、宮古の自衛隊基地建設に反対する住民の会が29日の国会大集会、30日に防衛省要請行動、夜に京橋プラザで集会を開催する。ぜひご参加を。2018年には奄美から石垣、宮古まですべて自衛隊が配備される。石垣では建設予定地区で反対決議を上げて、説明会に公民館を使わせない闘いが始まっている。自衛隊配備反対の闘いへのご理解と参加をお願いしたい。また27日の新宿デモにも山城さんが参加される。新宿のど真ん中でも山城節が炸裂する。一緒に行動を!

集会の最後に、仲宗根保・結ぶ会代表世話人が「本日は立ち見が出るほどのご来場に感謝したい。2年前まで鶴見沖縄県人会の幹事長をしていた。私は27歳まで沖縄にいた。翁長さんが知事になるまでは辺野古の問題は運動しても仕方ないと思っていた。2年前に兵庫県で開催された全国沖縄県人会の集まりに翁長知事が来て話していただいて、考えが変わった。辺野古の闘いは負けないと思った。4月9日にも鶴見沖縄県人会館で集会を開くので、参加を」と訴え、閉会した。
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