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zoom RSS 海保は防衛省の番犬か

<<   作成日時 : 2015/01/28 22:40   >>

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 27日午後、糸数慶子参議院議員を介して辺野古への基地建設を許さない実行委員会と海上保安庁職員との話し合いが持たれた。海保からは2名の職員が対応、辺野古実メンバーは13名が参加した。
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冒頭、辺野古実から「過剰警備、違法行動の中止申し入れ」を提出、
(1)抗議のカヌー班メンバーを負傷させた事実について認め、謝罪し補償すること。
(2)巡視艇とゴムボート、多数の海保職員の出動を中止すること。
以上の2点を要請し、回答を求めた。

 海保の回答は以下のようなものだった。
(1)について
海保として、現場海域の安全確保と法令順守の観点から対応している。作業海域に近寄る方に対しては、接近しない様に、指導あるいは警告をし、それでも危険になる場合は、やむを得ず措置をとる場合がある。措置を取った場合には、その都度、怪我の有無等を確認している。その際にも何ら申し出がなく、現在に至るまで海上保安庁に直接本人から申し出がない。従って、「負傷させた事実」はない。
(2)について
現場海域の安全確保と法令順守の観点から、必要な措置をとるために、必要な勢力を出動させている。工事の安全、抗議活動をしている方の安全、両方を含めて対応が必要であり、出動している。

 連日の暴力的な過剰警備行動を、海保職員は「措置をとる」と表現する。頚椎損傷や肋骨骨折のけが人が出たことについても、「海上保安官が抗議しているメンバーにケガをさせた事実はない。」とシラを切った。「では何故けが人が出ているのか」と問うても「わかりません」と口を閉ざす。「ケガをさせた事実はない」という根拠を問い詰めると、海保の言い分は「本人からケガをしたという申し出がない」ということに尽きる。負傷した場合の申し出の窓口はどこか。「第11管区本部総務課である」と海保職員は答えた。いずれにせよ、海上の攻防で負傷者が出たのは事実だ。海保が「安全確保」を本気で考えるなら、負傷者が出るような暴力的な過剰警備が出来るわけがない。「安全確保」を後回しにして、抗議活動を排除せよという安倍官邸の指揮命令を最優先にしていると考えるしかない。

 もうひとつやりとりで明らかになったのは、前日の26日に翁長県知事が県警警備部長や第11管区次長を県庁に呼びつけて要請した内容が、本庁に正確に伝わっていないということだ。報道では翁長知事は「大変憂慮するような事態が生じている。基地を作らないでくれとの悲痛な思いからの抗議行動だ。私に投票した36万県民の思いがこもっている」「県民の安心と安全を守ることを最優先にしてほしい」と異例の要請をしたとされている。しかしこの日出席した本庁の海保職員は、過剰警備を知事から批判されたという認識をもっていない!これについては、第11管区から具体的にどのような報告が上がっているのか、改めて回答することを約束させた。

 海保は平然と嘘をつく。「工事・作業の安全」と「抗議する人の安全」の両方を考えている、とあたかも中立的立場で安全を確保しているかのように、繰り返した。確かに11年前の2004年の海上基地をめぐる攻防では、反対派の排除を求める当時の防衛庁に、海保は「強制排除を執行すると、流血の事態を招く恐れがある」と拒否した(1/25沖縄タイムス社説)。同社説によれば、この事実は当時の防衛事務次官だった守屋武昌著「普天間交渉秘録」に書いてあるという。
同書には以下の記述がある。

「海上保安庁が強制排除に出れば、海上なので水中に落ちたりした場合は人命を損なう危険がある。それにどうしてそこまでして、県民に恨まれるようなことをしなくちゃならないんだ」それが海上保安庁の返事だった。(同書40P)

「辺野古沖で強制排除を執行すると、流血の事態を招く恐れがある」海上保安庁はそう表向きの理由を言って、反対派の強制排除を拒否した。(同書41P)

 この時点では、海上保安庁は、海上での安全確保という本来業務を自覚していたように見える。あれから11年、防衛庁は防衛省になり、海保は官邸と防衛省の番犬となり、「悲痛な思いからの抗議行動」(翁長知事)を足蹴にする役割を演じている。
 27日、辺野古では大きな動きがあった。辺野古沖に5隻の大型作業船が現れ、10数トンのコンクリートブロックが海中に投下され始めた。翁長知事の工事中断要請、過剰警備への警告の翌日の暴挙だ。

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